清賀手記

フェイスブック記事の忘備録です

お笑い三昧

 こちらのブログはアカウントを作成したものの放置していました。初めて記事をアップします。まず読む人はいないだろうな~

 

今後こちらのブログは「読む人がいない」という前提で、実名で参加しているフェイスブックで書いた記事を、フェイスブックに参加していないどなたかにピンポイントで読んでいただくためのツールとして使って行こうと思います。

 

【2018年12月24日記事】

 

 昨日(23日)はお笑い三昧。夕方から新世界朝日劇場、難波漫才劇場、道頓堀ZAZAと、劇場3つをハシゴ。
朝日はこれから上位を狙う芸人さん―芸歴1年目から10年選手まで―がしのぎを削る場。お客の投票でランクアップし、次のリーグ、またその次へと駒をすすめられるのは一握り。いくつもの難関をくぐり抜け、漫才劇場の舞台を踏めるのは、ほんの一握り。その厳しい「ヒエラルヒー」のテッペンに燦然と輝くのがNGK。彼らにとって果しない夢の舞台。ワタシの押しの紅しょうがさんは、今漫才劇場の、「翔メンバー」(下克上アリ)に定着したところ。

 

 吉本はギャラは安いかもしれないが、他にも複数劇場があって、生のお客さんの前で芸ができるチャンスが与えられている。いわゆる「板の上」で実力をつけていく。ここで人気と実力を勘違いして未熟のまま東京へ出て、東京のテレビに「消費」され、消えてしまった芸人は、過去あまたいたわけで……そこから先は吉本もケアはしない。自分の力と根性でもう一度這い上がるしかない。

朝日劇場には、ミセスマキエさんを観に行った。彼女の同期の女芸人ゆりやん、紅しょうが熊元プロレスが売れていく中、迷いもあるだろう。でも、本人自身は気づいていないだろう芸の可能性が感じられる。真っ白な画用紙にさっと絵が描けるとでも言うか……本人はフリップ芸は不得意のようだが、舞台上で自分自身の身体がフリップの中で躍動している。演者はわからない、観ている側の感性にガツンと当たると、ケミストリーが発生するとでも言うか……紅しょうがさんとは違う視点で応援して行きたい芸人さんだ。

 

 漫才劇場には「たくろう単独ライブ」(漫才師ですよ、アノ拓郎ではないよ~)を、娘が誘ってくれ、一緒に。芸歴4年で漫才劇場超満席状態。立ち見が100人位居たかな。400人は入ってた。M―1敗者復活戦で認知度が急上昇したか、男性若手漫才師にしてはお客に「大人の男性」の割合が高かった。今までになかった間(ま)の取り方、木村バンドのツッコミと赤城のボケのタイムラグを十二分に活かし、かつ複数のネタそれぞれに新鮮味がある。オジサンのファンを取り込んでいるゆえ、浮かれた人気だけではなく、しばらく芸の方も磐石と思われるな。来年はきっとM―1ファイナリストに名を連ねているだろう。

 

 ZAZAには「女芸人大祭り」を観に。こちらはワタシが娘を誘った。今回はトークのみでネタなし。もち、紅しょうがさん目当て。内輪ネタ満載でメチャメチャおもろかったけど、仕切りのリンゴさんからの要望。「SNSには書かんといてや~」。客としての「守秘義務」を遵守致します😃

 

 


         ▲写真は朝日劇場の前、ミセスマキエさんと